デスノートとは?
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『DEATH NOTE』(デスノート)は、原作・大場つぐみ、作画・小畑健のサイコサスペンス漫画である。2003年12月から2006年5月まで、「週刊少年ジャンプ」(2004年1号 - 2006年24号)に連載された。
また、これを原作とする実写映画、小説、アニメ、ゲーム作品、および作中に登場する架空のノートを指す場合もある。
2003年8月に、「週刊少年ジャンプ」へ掲載された読み切り漫画が元になっている。 名前を書かれた人間は死んでしまうという死神のノート「デスノート」を偶然手に入れ、それを使って犯罪者を次々と粛正していく主人公・夜神月(やがみ ライト)と、大量殺人犯として月を追う名探偵・L (エル)との闘いを描いた物語である。
単行本は初版100万部(漫画単行本最速記録)の売り上げを記録している。2004年の売り上げは、発売から1年目で年間ベスト10に入った。また、12巻までの累計発行部数は2500万部を突破した。
この作品の特徴は、「週刊少年ジャンプ」に掲載されている作品の多くが最大のテーマとして扱っている「ジャンプ三原則」の「友情・努力・勝利」という三大義を、非常に歪んだ形で表現していると評価されることである。
デスノートには「友情を犠牲にしてでも、努力していかに相手を出し抜き勝利するか」という物語性から、「週刊少年ジャンプ」にふさわしくないとの意見が一部から寄せられていたという。[要出典]努力があるかどうかも賛否はある(一応、作者両氏は努力もあるとコメントしている)。
デスノートの作品の中には、裏の裏の裏を読むといった「知能戦」や「心理戦」が中心にある。これに類する他作品としては、『ジョジョの奇妙な冒険』、『遊戯王』などが挙げられる。手法としてはミステリなどで使われる一種の倒叙の形式になっており、夜神月とそれを追うL、メロ、ニアが互いを追いつめる要素がこの作品の見所の一つといえる。また、テンポを重視され、ドラマやメッセージ性は意図的に極力削ぎ落とされている。
デスノートのストーリーにおいて特筆すべきは、主人公が犯罪者であり、悪役の視点で物語が進行している点である。ただし、最終回では彼が必ずしも悪かどうかは断定せず、正義とは何か、という謎を読者に問いかける形で終っている。 さらに重要なのは、大量殺人者であるキラが、「神にも救世主にもなりうる」ということである。月は私利私欲のためにデスノートを使うことはなく、犯罪者を裁くために使用しており、それゆえキラの存在を単純に「悪」と言い切るのは難しい。死刑制度や犯罪被害者の今後のあり方、刑罰の厳罰化など、今日の社会が持つ闇の部分にスポットを当てた作品とも言える。月や魅上は世間一般の感覚からすれば、善人の部類に入ると考えられる人間だが、デスノートの力を手にすることによって、いとも簡単に大量殺人に手を染め、それを正当化してしまう人間の心の闇もまた描かれている。絶対的正義の否定や法律の存在意義を暗に考えさせる部分もみられ、映画版においては法律を独善の対極にある存在として描かれている。このことから、異色作と評価されることが多い(ただし、作品終了後のインタビューでは作者である大場つぐみ・小畑健両人は善悪論をテーマとは考えておらず、各読者が個人で考えるべき事という要旨の発言をしており、両氏とも個人的な考えでは月を悪だと言い切っている)。
また、探偵側・犯罪者側のどちらも、一般人の常識に捉われておらず、ただ自己の信念のために戦っている。際立ったカリスマ同士のバトルであることも、本作の大きな特徴といえる。
ストーリー
第一部
page.1〜page.59、単行本1巻〜7巻
「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」
高校生・夜神月(やがみ ライト)は、死神リュークが落としたデスノートを手に入れる。犯罪者ゼロの理想の新世界を作るため、月は、世界中の犯罪者の名を次々とノートに書き込み抹消していく。やがてその存在に気付いた大衆は、殺し屋 = Killer の意味から「キラ (KIRA) 」と呼び始め、キラを「神」と崇める者まで現れた。自らの行為を正義と信じる月は、新世界の神として世界をコントロールしていく。
一方、キラの存在を察したICPO(インターポール)は、手がけた事件は必ず解決に導くとされる「L(エル)」と呼ばれる謎の探偵にキラ事件の調査を依頼。Lは、全世界の警察を掌握できる唯一の存在であり、その本名はおろか、居場所も顔も一切謎に包まれている。
キラを「悪」と考えるLは、綿密な方法で「キラが日本の関東にいること」を証明し、日本に捜査本部を設けキラに挑む。こうして二人は、お互いの正体を暴く為に、それぞれの正義を掲げて対立することになる。
第二部
page.60〜page.108、単行本7巻〜12巻
第一部の終了から5年後の2009年、2代目Lとなっていた月はキラとして、警察の裏のトップとして世界の本格的な改革に乗り出す。キラとLの見せ掛けの勝負を演出する裏で、月は世界中のキラ信者を確実に増やしていく。
Lの死の直後、養護施設ワイミーズハウスで「Lの後継者」として育てられたニアとメロにLの死が告げられていた。その後、ニアを中心にアメリカでSPK(Secret Provision for KIRA)(キラ対策本部)が設立される。
そして、謎のマフィアによって夜神粧裕(月の妹)が誘拐され、警察庁の保持するデスノートとの交換が要求される。この事件の対処にSPKも加わるが、月指揮の下、ノートは奪われてしまう。SPKの中心人物・Nは2代目Lである月の無能振りを批判し、アメリカでの2代目Lの実権は自分が握っていることを明らかにする。月はその後の調べによって、誘拐犯もNもLの後継者であるメロとニアであることを知り敵愾心を募らせる。メロとニアはキラを捕まえるため、月は2人を殺すため、3者のプライドを賭けた戦いが始まる。
デスノートのルール
基本ルール
このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。書く人物の顔が頭に入っていないと効果は得られない。ゆえに、同姓同名の人間は死なない。通称名などでは不可。
同一人物の顔を思い浮かべ、4度名前を書き間違えると、その人間に対してデスノートは効かなくなる。
二冊以上のデスノートに同じ人間の名前が書かれた場合、記してある死亡時刻には関係なく、一番先に書かれたものが優先される。
名前以外何も書かない場合は人間界単位40秒後に心臓麻痺での死亡となるが、名前を書いてから人間界単位で40秒以内に死因を書けば、そのとおりになる。
死因を書くとさらに6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる。
デスノートを切り取った1ページや切れ端などでもデスノートの効果は有効である。
ノートに触れれば誰でもそのノートに憑いている死神を見ること、話すことが出来る。
所有権を持たない者でもデスノート、もしくはその切れ端に名前を書けば所有者と同等の効果を得ることが出来る。
いかなる方法を用いてもノートに名前を書かれた人物の死を取り消すことは出来ない。
絵で顔を知っているだけの人間は、デスノートで殺すことは出来ない。ある程度鮮明な写真や映像なら殺せる。
原則的に人の寿命を延ばすことはできない。が、稀に間接的にではあるが寿命が延びるケースがある(自分を殺す予定の者をデスノートで殺した場合など)。
デスノートはどれだけ使ってもページが尽きることはない。
死因を書いた場合
記された死因での死亡となる。
死因を書いてから人間界単位で6分40秒以内に死に至るまでの詳細を書くと、その人間の死まで物理的に可能な範囲で操ることができる。可能な範囲でない書き方をした場合書いた事柄を無効としすべて心臓麻痺で死ぬ。
死因を書いてから人間界単位で6分40秒以内ならば、死の詳細の行動を変更することが出来る。ただし、対象が死んでから書き換えた場合は無効となる。
先に書いておいた死因や死に至るまでの詳細の前に名前を書き足しても有効(約19日以内)。
第三者を直接死亡させるような死因や死に至るまでの詳細は効力がなく、第三者の死亡がない形での心臓麻痺による死亡になる。乗り物などを運転している場合は、その動作が終わってからの死亡となる。
死の直前の行動の中で対象者が死の直前に第三者を攻撃することは可能であり、攻撃を受ける者の死の状況をデスノートで示せば致命傷になりえる(ただし、直接的な表現では心臓麻痺になる場合がある)。
対象者だけが死亡するような詳細で、第三者の動作が関連して死ぬ場合は有効(例:襲った相手から返り討ちにされる)。
対象者を殺す過程上、第三者の行動が必要な場合第三者の行動をある程度操ることができる(交通事故と書いた場合の対象者を轢く車の運転手や対象者を呼び出す為の第三者からの連絡など)。
殺しの対象者が知りえない情報を使う、または行い得ないことをすることは不可能(例:×田×男 心臓麻痺 Lの本当の名前を壁に書き息絶える)。ただし『自殺』は有効であり、誰もがする可能性があるとされ、考えもしない事には入らない。
日時を指定した上で操って殺せるのは23日以内。23日以上かかるような病気で死亡させる場合は例外。ただし日にちの指定を行えば無効になる。健康な人間が突然癌で死亡するなど、明らかに無理が生じるようであれば心臓麻痺となる。
所有権の解説
ノートを所有している限りそのノートの元々の所有者であった死神が人間に憑く。
所有権を持たない状態でデスノートの記憶を取り戻すにはノートに触れているしかない。その後離せば再び記憶を失う。
一度所有権を放棄しても再び所有権を得ることは可能である。
ただし、一つのノートで記憶を取り戻せるのは六回までである。それ以降は記憶は戻らない。
所有権が複数ある場合
所有権を放棄しても1つでもノートが残っていれば記憶は消えない。
所有権を放棄したノートに憑く死神の姿は認知できなくなる。
死神のルール
基本的なルール
死神は、デスノートを最低1冊は必ず所有していなければならない。
死神は、人間をデスノートで殺すと、その人の寿命と現在の年齢の差分を自分の寿命として得ることが出来る。
目の取引を行った場合死神は取引をした人間の寿命を得ることはできない。
死神は通常、人間が、ノートを使った39日以内に使った者の前に姿を現す。
死神は所有者及びノートに触れられた者で見える人間の名前を、他の人間に教えてはならない。
ノートのない死神は他のノートの所有者についてのことを人間に話すことはできない。
死んだ死神を認知できていた人間でないと死んだ死神のノートを見たり触れたりすることは出来ない。
デスノートの元持ち主である死神は、そのノートでの死の手伝いや妨げになるような行為は基本的にはしないが、それぞれの性格による。
死神界では死神大王がノートの管理を行っている。
基本的にノートは死神一匹につき、1冊のみ。
ノートの所有者が、所有権を持たない人間にノートを貸した場合でも、死神はあくまで所有権のある人間につかなければならない。
死神が特定の人間に好意を持ち、その人間の寿命を延ばすためにデスノートを使用した場合、死神は死ぬ。人間が同様のことをしても、その人間が死ぬことはない。
死神が死んだ場合、その死神はその場で砂のように崩れ落ち、肉体は消える。しかしデスノートは残る。その際、所有権は次に触れた死神に移るが、基本的には死神大王に返上すべき。
死神が人間界で何かしらの違反行為なるものを犯した場合、死神界でその違反行為の悪度によって罰が下される。罰は、「特級」から「8級」までで、「3級」以上は死罪になりうる。ちなみに、死神がデスノート以外で人間を殺すのは「特級」である。
死神はむやみに人間界に居てはならない。人間界に居て良い場合は、デスノートを渡す人間を人間界単位で84時間以内で物色する場合、自分に所有権があったノートを人間に譲渡したとき、など多々理由がある。
デスノートを持っている限り、自分が死ぬまで元持ち主である死神が憑いてまわる。
デスノートの使い方や、それを持つ人間に発生する掟を死神が全て説明する義務はない。
人間界で使われるデスノートには、人間界で人間に使わせるという生きた死神の意思が始めになければならない。その後、人間に憑いた死神が死ぬ事は考えにくいが、死んだ場合、その死神が人間界に持ち込んだデスノートの効力に変化は生じない。
死神の目
死神は人間の顔を見るとその人間の名前と寿命を見ることができる。
デスノートの所有権を持つ人間は、自分についている死神に自分の余命の半分と引き換えに、死神の目を手に入れることができる。これを死神の目の取引という。
死神の目を持つ人間は、自分自身を含めてデスノート所有者の顔を見ても名前だけしか読む事ができない(死神からは名前と寿命の両方が読める)。
デスノートの所有権を放棄すると死神の目を失い、寿命も元には戻らない。
既に死んでいる人間の写真等を見た場合、名前も寿命も見えない。
一度ノートの所有権を失った場合、再び所有権を得ても再度取引しない限り死神の目を得ることは出来ない。
再度取引する際には再び残りの寿命の半分を支払わなくてはならない。
目の取引は一瞬で完了する。
目の取引を行った場合、本来の視力に係わらず3.6以上の視力になる。(しかし、死神の目を持った夜神総一郎はなぜか、眼鏡をかけていた。ちなみに、魅上は眼鏡を外していた。)
稀に取引もしないで生まれながらに死神の目を持つ人間もいるが、その場合も上と同じ能力である。ただし取引自体する事が無いので寿命の増減は無い。
死神の眼球を持った人間の判別は、人間界のどんな医学や科学をもってしてもできないし、死神でもその人間と直接眼球の取引をした死神にしかわからない。
人間界にデスノートがある事である人間の人生が変わり、デスノートに書かれなくとも本来の寿命より前に死んでしまう事はある。それがどんな死に方であろうと、その場合、やはり死神の目には縮んだ寿命ではなく本来の寿命が見える事になる。
死神の目で見える人間の名前は「その人間を殺すために必要な名前」であり、殺すのに必要な名前は見える。
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